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資源環境技術総合研究所の組織

温暖化物質循環制御部 紹介


資源・エネルギーの莫大な消費は地域的汚染にとどまらず、広域的、地球的規模の環境破壊をもたらしています。とくに二酸化炭素等の温暖化物質による地球温暖化は人類が直面する最大の課題になっています。このため、太陽光あるいは廃熱等未利用エネルギーを用いて、排出された二酸化炭素を人工的に固定化し、また大気中の二酸化炭素を固定したバイオマスを熱化学的または生物学的プロセスによりエネルギーや有用な物質に変換して、炭素のリサイクルを促進する研究を行っています。さらに、研究室の有する研究ポテンシャルを生かし、その他の環境問題の解決に役立つ研究を実施しています。


光利用研究室

膨大な太陽の光エネルギーを化学的に利用する方法を研究しています。 一つは二酸化炭素と水を反応させてメタンなどにする人工光合成で、固体半導体触媒と均一系錯体触媒を開発しています。もう一つは窒素酸化物などの環境汚染物質を光触媒で分解・除去する研究でトンネルや道路沿道などの空気をきれいにします。更に、温暖化、オゾン層破壊の原因になる物質の地球規模での循環を明らかにして適切な対策を取るために、有機ハロゲン化合物、硫黄や窒素化合物の大気中での反応や濃度変化を研究しています。

  • 二酸化炭素の光触媒による還元(人工光合成)
  • 環境汚染物質の光触媒による除去(環境浄化)
  • 環境汚染物質の微量分析技術と大気反応過程

化学プロセス研究室

二酸化炭素やメタン等の地球温暖化の原因物質を低減したりあるいは 有効利用するための化学反応について研究しています。

  • 接触水素化によるCO2の固定化・有効利用
  • CO2を利用する新規合成反応

バイオマス研究室

バイオマスやバイオマスに由来する各種の廃棄物は、潜在的に有望なエネルギー資源であり、これらを有効に利用する技術の開発が求められています。現在、これらのバイオマスから、熱化学的、並びに熱化学と生物学的手法を組み合わせた変換プロセスにより燃料やケミカルズをとりだす研究を行っています。
また、生物の代謝経路で発生する電子をとりだし、直接電気エネルギーに変換する研究も行っています。

  • 木質系バイオマスから炭化水素と水素の製造
  • 有機性廃棄物の熱化学−生物学的ハイブリッド処理
  • 石油型物質生産微細藻類の培養技術
  • バイオマス発電システム

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