|
最近,ゴミ焼却施設などから排出されるデイオキシンなどが,有害な環境汚染物質として注目されています。 これらの物質は,塩素を含むプラスチックなどの燃焼の際の分解・合成過程で発生し,排ガス中のダストとともに煙突から環境中へ排出されます。この場合,有害化学物質は排ガス温度の低下に伴って粒子表面に凝縮・吸着され,大気環境中では浮遊粒子状物質(とくに,粒子径が数μm以下の微小粒子:PM 2.5)として存在します。 しかしながら,これらの有害化学物質を含んだ微小粒子の生成,挙動や排出実態はほとんど明らかになっていません。
本研究では,微小粒子が持っている化学的な毒性の解明やこれらの発生源対策にとって重要となる情報を収集するため,粒子径選別型の発生源排出粒子の測定手法の開発を行っています。
|