21世紀の環境創造と持続的成長の両立を目指すエコテクノロジーの研究開発を図るためには,国際的な研究協力が不可欠といえます。 地球環境問題は文字どおりグローバルな視点での観測や影響評価を行うとともに対策技術を考え,解決していく必要があります。資源・エネルギー問題においても,地球全体の財産である多くの資源を有効に開発し,利用する技術は国際的な観点での研究開発や技術協力が求められています。
このように国際研究協力の必要性,重要性は高まってきておりますが,一方で研究対象や分野,相手国,相手機関などのよって研究協力の方法が多様化してきています。 当所では,国際研究協力の重要性そして多様化に応えるために,次のような事業を推進しています。
- 1.先進諸国との研究協力
- 二国間協力,多国間協力,国際特定共同研究事業などのスキームで,光触媒による環境浄化システムの開発や海洋中汚染物質の超高感度分析システムの開発,二酸化炭素の海洋への溶解技術の開発などに向けての研究協力の研究協力を行っています。また,いくつかの外国研究機関と研究協力に関する覚書を取り交し,研究交流を推進しています。
- 2.発展途上国との研究協力,技術協力
- 東アジア地域における酸性雨に関する研究,東欧における資源リサイクル技術に関する研究,集じん技術の評価と迅速測定法に関する研究などを国際産業技術研究事業(ITIT事業)として実施しています。

- 3.国際協力事業団(JICA)などへの技術協力
- JICAからの技術協力要請として,「産業公害防止コース」と「石炭採掘・保安技術コース」の2つの集団研修をはじめ,個別研修,専門家派遣などの依頼に応えています。
- 4.アジア太平洋地域環境技術研究ネットワーク
- 地球環境問題の解決に向けて,アジア太平洋地域における我が国の役割を果たすために,環境関連技術の研究開発,技術交流を目的として活動中の「アジア太平洋地域環境技術研究ネットワーク[ETERNET-APR]」(工業技術院環境技術研究総合推進会議主催)の事務局を担当し,研究者交流や研究・技術交流を推進しています。
- 5.研究者の海外派遣,外国人研究者の招へい
- 毎年数名の研究者が海外の研究機関あるいは大学において約1年間研究活動を行っています。また,国際研究集会への出席や成果発表,外国研究機関訪問などによる研究情報の交換・研究動向調査,さらには内外の各機関からの要請などによる調査研究を通して,研究の推進に欠くことのできない貴重な知見を得ています。
- 一方,工業技術院や科学技術庁などによる各種の招へい制度を活用し,世界各国からの研究者を積極的に招へいしています。


アジア太平洋地域環境技術研究ネットワークシンポジウム
お問い合わせ等は 国際研究協力室:0298−58−8107 nire.kokken@nire.go.jp まで。
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