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NIREニュ−ス1996年11月
水圏環境保全部 水質制御研究室 高橋信行
難分解性有機物は従来の生物処理では十分に処理されないことが指摘されており,生物処理をより効率的に行うには何らかの前処理が必要となります。生物処理を補完する方法として化学酸化法が期待されており,このための手法としてオゾン酸化が注目されています。
染料含有の着色排水は代表的な難分解性排水と言われており,処理後にも難生物分解性成分である着色成分が残留することが多く,排出源での対策が強く望まれています。
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オゾンは非常に強い酸化力を持っていますが,オゾンの酸化力をさらに増大させるため,オゾンと他の物理化学的処理法との併用(促進酸化法)が検討されいます。これまでに紫外線,放射線,超音波等の照射下でのオゾン酸化,過酸化水素や金属イオン等の共存下でのオゾン酸化,電解下でのオゾン酸化,高pH下でのオゾン酸化等が報告されています。
| 1) | 宗宮 功,化学工学,55,680(1991) |
| 2) | N.Takahashi,T.Nakai,Y.Satoh,Y.Katoh,Water Res.,28,1563(1994) |
| 3) | 高橋信行,加工技術,13,97(1996) |
| 4) | 高橋信行,香月収,公害と対策,25,1500(1989) |
水圏環境保全部 水質制御研究室 高橋信行