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統括研究調査官室・報告書

本報告書に関するご質問は,
資源環境技術総合研究所 統括研究調査官室まで。

調査研究について

 昭和48年と昭和54年に石油危機が勃発したことを記憶している現代人はどれほどの割合であろうか? また、近年では、地球温暖化、成層圏オゾン層破壊、酸性雨、化学物質など地球的規模での環境問題に関心が集まってから久しい。

 世界が50億人を超える人口になり、石油を始めとするエネルギー資源をふんだんに使ってきて初めて、我々の住む地球が従来考えられているように無限ではなく、有限な規模であると認識されてきた。

「人口増加」、「エネルギー資源」、「経済の持続的成長」というトリレンマは、地球的規模の環境問題やエネルギー資源問題への関心の高まりにつながるものであり、将来の人類の生存にとって重大な脅威になっている。

 我々、科学技術に携わる者にとって、今やこのような課題に対応できる研究開発を提案・実行することが重大な責務でもあると同時に、工業技術院傘下の資源環境技術総合研究所は、表裏をなす公害問題及びエネルギー資源問題を従来より担当してきており、地球的規模の課題への貢献も期待されるところである。

このような認識に立って、平成7年に当所の将来ビジョンが構築され、地球環境問題とエネルギー資源問題を解決すべく「エコテクノロジー」という概念を提案した。

 この中で将来の重点研究分野として、「環境負荷物質の把握と環境中挙動の解明・モデル化」、「環境影響評価・エコテクノロジー評価」並びに「環境負荷最小(Minimum Environment-al Impact:MEI)技術、資源エネルギー最大利用(Maximum Energy and Resources Uti- lization:MERU)技術」を取り上げ、地球的規模の課題に対する科学技術の貢献を目指すことが提言された。

 しかし、今後「エコテクノロジー」という概念を明確化するためには、より具体的な研究開発の目標を提示する必要がある。平成7年度に発足した統括研究調査官室では、「エコテクノロジー」の具体化に向けた調査研究が進められ、この度、中間報告を作成した。

 本調査研究は当所の研究者が総力を挙げて調査したものであり、将来につながる有益な研究テーマに発展するものと確信する。本調査に当たって所外の専門家にもご助言頂いたことを感謝するとともに、調査成果が今後皆様に役立つことを期待する。

平成9年3月  資源環境技術総合研究所長  北林 興二






二酸化炭素排出を考慮した
我が国のエネルギー将来展望の
調査研究報告書

平成8年3月

               目     次


はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1


概 要  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  3

1.エネルギー需給の状況と将来の見通し
  1.1 GDPとエネルギー供給の推移 ・・・・・・・・・・・・・・  5
  1.2 人口の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
  1.3 化石エネルギーの価格 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

2.発電技術の開発とそのコスト
  2.1 化石燃料による発電技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
  2.2 太陽光発電技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
  2.3 風力発電技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
  2.4 地熱発電技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
  2.5 ごみ発電 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
  2.6 原子力発電技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49

3.産業部門のエネルギー需要
  3.1 GDPとエネルギー需要の関係 ・・・・・・・・・・・・・・ 60
  3.2 産業部門のエネルギー需要の推移と現状 ・・・・・・・・・・ 67
  3.3 産業構造とエネルギーの将来像 ・・・・・・・・・・・・・・ 81

4.民生部門のエネルギー需要
  4.1 業務用エネルギー需要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・101
  4.2 家庭用エネルギー需要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・105

5.交通運輸部門のエネルギー需要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・124

6.将来のエネルギー需給モデルの構築に向けて ・・・・・・・・・・・・153

二酸化炭素排出を考慮した
我が国のエネルギー将来展望の
調査研究報告書 II

平成9年3月


               目     次


はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1


概 要  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  3

1.CO2排出量算出の考え方
  1.1 CO2排出量算出の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  5
  1.2 エネルギー需要の試算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  5
  1.3 エネルギー供給の試算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  6

2.人口とGDPの推移シナリオ
  2.1 人口の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
  2.2 GDPの推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11

3.産業部門のエネルギー需要
  3.1 現在のエネルギー需要の構造・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
  3.2 各産業の将来シナリオ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32

4.民生部門のエネルギー需要のシナリオ
  4.1 業務用エネルギー需要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39
  4.2 家庭用エネルギー需要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47

5.運輸部門のエネルギー需給
  5.1 運輸部門の推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76
  5.2 将来予測のためのパラメータの選択・・・・・・・・・・・・・・ 81
  5.3 現在のトレンドが2050年まで続くとするモデル(単純回帰モデル) 82
  5.4 単純回帰モデルを使用したCO2低減対策の評価 ・・・・・・・・・ 88
  5.5 人口による自動車台数の制限を考慮したモデル(人口制限モデル) 96
  5.6 これからの課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103

6.発電技術の開発
  6.1 自然エネルギーによる発電技術の導入シナリオ・・・・・・・・・105
  6.2 原子力発電技術の導入シナリオ・・・・・・・・・・・・・・・・114
  6.3 化石燃料発電技術の導入シナリオ・・・・・・・・・・・・・・・119
  6.4 燃料電池の導入シナリオ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125
  6.5 ゴミ発電の導入シナリオ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126

7.CO排出量の算出シナリオ
  7.1 計算方法の概略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128
  7.2 計算結果と前提条件の関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・128
  7.3 CO2排出量の計算方法の課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・148

8.今後の課題
  8.1 人口およびGDP・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・149
  8.2 部門別のエネルギー消費量の推計・・・・・・・・・・・・・・・149
  8.3 エネルギー需給量及び需給構造の算出・・・・・・・・・・・・・152
  8.4 今後の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・152

Appendix:「NICE-Model」ソフトウェアの操作法・・・・・・・・・・・・・155


新エネルギー導入の評価と地熱エネルギー
調査研究報告書

平成8年3月

               目     次

図表一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1


1.はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

2.評価方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

3.地熱エネルギー導入シナリオの定式化
 3.1 発電タイプ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
 3.2  利用可能深度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
 3.3  利用可能面積・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
 3.4  資源量・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
 3.5 総発電量の決定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
 3.6  掘削費用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
 3.7  調査期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
 3.8  その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
 3.9 地熱エネルギー導入シナリオの作成・・・・・・・・・・・・・・・31

4.地熱エネルギー経済性の試算例
 4.1 発電単価等試算ソフトウェア・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
 4.2 試算方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
 4.3 試算に用いた諸元・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
 4.4 試算例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50

5.各種新エネルギーに関する予備調査
 5.1 風力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59
 5.2 バイオマス(バイオマス廃棄物発電)・・・・・・・・・・・・・・61
 5.3 石炭ガス化発電・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75

6. おわりに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87

硫黄のバジェット及び技術開発に関する
調査研究報告書

平成8年3月

               目     次


概 要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1


1.調査の目的と体制について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

2.硫黄の環境挙動と負荷
  2.1 大気環境中での硫黄の挙動(古賀聖治)・・・・・・・・・・・・ 6
  2.2 水及び土壌環境中での硫黄の挙動(冨永 衛)・・・・・・・・・25

3.人工起源の硫黄に関する調査(城戸伸夫、櫛山 暁、小林幹男、水野光一)
  3.1 石炭からの硫黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
  3.2 石油、天然ガス等からの硫黄・・・・・・・・・・・・・・・・・38
  3.3 鉱山/製錬からの硫黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
  3.4 わが国における硫黄バジェットの現状・・・・・・・・・・・・・62

4.硫黄に対する環境と産業の調和を目指して ・・・・・・・・・・・・・・72

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