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平成9年度研究計画

平成9年度

はじめに


 資源環境技術総合研究所は,人間活動と地球生態系との調和が求められる21世紀における「地球環境の創造」と「持続的発展」を図るため,循環・再生,共生を基本原理とする「エコロジー」の概念と科学技術の「テクノロジー」が融和した新しい技術理念として「エコテクノロジー」を提唱している。

 「エコテクノロジー」は,開発段階からエネルギー・資源の有効利用と環境への影響を評価した技術の総称として捉えられ,この技術の結果として,次世代への資源の確保,生態系との共存が可能になると期待される。

 エコテクノロジーの創造に向けての基盤的研究が資源環境技術総合研究所の大きな役割であり,その研究分野は3つに大別される。

1)環境負荷最少(MEI)技術,資源・エネルギー最大利用(MERU)技術
 資源・エネルギーの分野において,環境への負荷排出を最少とする(Minimum Environmental Impact, MEI)技術あるいは資源・エネルギーを最大限有効に利用する(Maximum Energy and Resources Utilzation, MERU)技術を開発するための基礎研究。
 MEI 技術として,バイオマス利用技術あるいは微生物機能を応用したメタルリーチング技術,光や触媒を活用した CO2,NOx,有害化学物質などの環境負荷物質の処理技術,微生物による汚染環境修復技術などの研究を行っている。
 MERU 技術として,媒体循環燃焼システム,地熱利用技術,微生物機能を応用した新規プロセスによる燃料良質化技術,メタンハンドレート利用技術,高効率廃棄物再資源化技術などを開発するための基礎的研究を行っている。
2)環境負荷物質の把握と環境中挙動の解明
 技術開発による環境負荷物質の排出を把握し,その環境中での挙動(物理・化学的変換や移動・拡散の現象)を解明しモデル化する研究。

 地球温暖化物質(CO2,CFC,CH4,N2O など),オゾン層破壊物質(CFC など),新規化学物質(有機塩素系化合物など)の排出の把握と各種成分の環境中における計測・観測,これらの環境中での変換や蓄積などの挙動解明,さらにこれらのデータに基づいたシミュレーションモデル開発の研究などを行っている。
3)環境影響評価・エコテクノロジー評価
 環境負荷物質による環境影響の評価,およびその技術の実用と関連する生産活動において資源が最大限有効に活用されうるか(地球環境が許容できるか)を定量的に予測・評価する研究。
 環境負荷物質の環境中挙動の知見に基づいて,MEI あるいは MERU 技術による環境負荷低減効果を評価することを目的として,環境影響評価システム,化学物質安全性評価システム,エネルギー評価システム,社会安全評価システム開発の研究を行っている。

 上記の研究に加えて,平成9年度から下記のテーマが新たに開始される。

[特別研究]

[公害防止技術]

[国際特定共同研究]

[国際産業技術研究事業]

[指定研究]

[融合促進研究]

[地球環境技術総合推進費による研究]

[科学技術振興調整費による研究]






はじめに
特別研究
指定研究
経常研究
環境庁関連
科学技術庁関連
特定調査研究


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平成11年度
平成10年度
平成 9年度

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