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1996年3月
地殻工学部 岩盤工学研究室 小杉昌幸
現場実験サイトから回収したジョイントを挟むコア試料を用い,上記の実験によってジョイント特性を評価した。せん断実験(push
test)結果の一例として,せん断応力ーせん断変位曲線を図1に示す。図中に記載したクラスは現場における開口幅を指標としたジョイント分類を表し,同一ジョイント試料に対する垂直荷重が0〜20kg範囲の繰り返し実験挙動を示している。この曲線では,非線形挙動と相似再現性が特徴である。このような実験結果と(1)〜(3)式から各試料のジョイント特性が求まる。
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ジョイント特性評価は,ジョイント挙動に関する物理的な性質の定量化と挙動のモデル化を主な目的としている。前者では挙動の違いが特性値の差として表れ,後者では予測解析に組み込むために挙動を数式化している。Bartonらが導いたジョイント挙動モデルのコンセプトに従うと,実験におけるせん断挙動は図2に示すようにモデル化される。この挙動モデルは,実験における最大せん断応力,残留強度に収束する非線形過程,さらに,挙動の相似再現性をよく表している。
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| National Institute for Resources and Environment |
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