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1996年12月
素材資源部 素材プロセス研究室 大井英節
わが国では、年間750万トンものプラスチックが排出されている。図1に示すように、これらの廃プラスチックは、単に焼却されたり(49%)、埋立てられたり(41%)しており、リサイクルされているのは、わずか10%である1)。このリサイクル率を高め、廃棄プラスチックをできるだけ少なくすることは、環境保全や埋立地の延命化といった観点からも、重要な社会的課題である。
エアテーブルは、振動と空気流の働きを利用して、分別する装置である。石炭の選別を目的として、1930年代に、アメリカ中西部を中心に開発された。
分別された密度の小さいもの(軽産物)は、排出エッジ(4)の、向かって左側より排出される。反対に、密度の大きいもの(重産物)は、右側(傾斜の高い方)から排出され、容器に回収される。(5)にあるコントローラーにより、デッキの傾斜角や振動数、空気の流入量などの分別操作条件を変えることができる。
| 1) | 村上昌宏:資源・素材'96 資源と環境、c2-14, p198(1996) |
| 2) | 糟谷敏秀:プラスピア、84, 2(1993) |
| 3) | 田中克二:化学装置、No.8, p81 (1992) |
| 4) | Wills, B.: Mineral Processing Technology, p407, Perganon Press(1992) |
| 5) | Colijin, H.: Mechanical Conveyors for Bulk Solids, p236, Elsevier(1985) |
素材資源部 素材プロセス研究室 大井英節
| National Institute for Resources and Environment |
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