National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) This page is a page of the former research institute. We stopped updating on March 31.2001.
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【研究の目的】

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 我が国が21世紀に於いて持続的発展を達成するためには、産業の根幹となるエネルギーセキュリティーの確保と環境の保全を両立させることが不可欠である。そのため、当研究室では炭素資源の高付加価値利用技術の開発、特に世界的に賦存量が多い未利用資源である超重質油のアップグレーディング技術、燃料・原料併産による液体燃料の高度利用、灰分が種々の高効率利用の障害となっている石炭の完全脱灰技術などの研究を行い、もって石炭・石油等化石資源の総合的利用技術体系の確立を計ることを目指している。




【現在のテーマ】

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主な研究テーマ  
  1. 重質炭化水素資源の分解技術に関する研究
     世界的に今後生産される原油が重質化する反面、石油製品が急速に軽質化する傾向にある。従って重質原油からガソリンや灯油、軽油等を製造する技術開発が緊急に望まれている。ブラジルにおいても石油公社ペトロブラスが採掘しているマリム原油は極めて重質で且つ窒素分を多量に含んでいる。
     本研究は、マリム原油の減圧残油から高収率且つ良質なガソリン、軽油留分を製造するための水素化分解技術を確立することを目的とする。具体的にはマリム原油の減圧残油の熱分解、水素化分解におけるコーク生成機構の解明、及びそれに基づいたコーク抑制対策技術の開発を行う。また上記結果に基づきペトロブラスのパイロットプラントで工業的データを取得する。

  2. 石炭液化プロセス及び液化油の評価
     石炭液化プロセスの最適化・高効率化を目的として、石炭液化反応条件と製品油の収率・性状の関係を評価する。具体的には、石炭の構造・物性、石炭粒度、及び触媒の物理化学的性状が石炭液化油の収率及び性状に及ぼす影響を評価する。また、モデル燃料石炭液化パイロットプラントで製造された石炭液化油を原料として単気筒標準エンジンにより試験を行い石炭液化油の性状と排ガス特性を評価する。

  3. 低エミッション石炭エネルギー利用の基礎研究
     ハイパーコールの製造は、ガスタービンあるいはディーゼルエンジンへの直接利用の可能性を拓くとともに、従来の発電システムでは不可欠であった脱塵工程、ガス精製工程を大幅に簡略化し、発電効率の工場が可能であることから、二酸化炭素削減効果が大である。本研究では、選択的粉砕脱灰法および溶剤脱灰法によるハイパーコール製造の最適条件の探求、ハイパーコールの燃焼特性に係わる基礎的研究を行う。また、発電システム評価のための環境調和性評価手法の検討を行う。

  4. アスファルテンの物理的・化学的構造と反応特性

  5. 石炭有機質結合金属の形態とその変換

  6. 革新的水素製造プロセス(熱エネルギー利用技術部との共同研究)

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